あなたは誰のために生きてる？『救う』より先に『満たす』もの | 日常で感じたことや都内でのヨガレッスンの様子を楽しく発信していきます

こんにちは！エリナです。

6月に入り、雨模様の日が増えましたね。気温も不安定で、まるで私達の心模様を映しているように感じませんか？

この時期は、衣替えで身の回りを整えるように、心の中も「整理」や「手放し」がテーマになることが多い気がします。

実は最近、私自身もそんな「手放し」を強く意識する出来事がありました。今日はその心の軌跡について、お話したいと思います。

友人のピンチをきっかけに気づいた事

先日、友人から近況報告として、仕事で重大なミスをしてしまい、アフターフォローに追われている、という話を聞きました。

仲の良い友人だったので、私はとても心配になり、その解決策を1人でいる時にも思い出しては考えたり、調べたり、同じような職種の知人に尋ねたりして、何か良い方法がないか、と一緒になって考えていました。

そして、実際に友人と会って話す機会があり、その後大丈夫なのか、色々と確認したんです。

すると友人はそこまで落ち込んでいる様子でもなく、他にもプロジェクトを抱えているため、一つの事にそこまで悩んでいられないというか、なんともポジティブに前に進んでいたんです。

更に、話を聞いていると、その友人には、的確なアドバイスや励まし、時には注意をくれる信頼できる上司がいるそうで、その上司とのやりとりで、失敗をしても気持ちを軌道修正して、毎日頑張っていられると、教えてくれました。

実際にこんなやりとりをしているんだよね、とメールも少し見せてくれて、愛のある上司さんの言葉に、私は、

嬉しくホッとした反面、胸の奥に、なぜかチクッとした寂しさが広がりました。

友人にそんな恵まれた環境と、素晴らしい上司がいたこと、もちろん心の底から嬉しかったけれど、まるで自分だけが取り残されたような、宙ぶらりんな感覚に陥ったんです。

この時ハッとしました。

『私は困っている人を助ける事で、仲間意識を持ちたいだけなのかもしれない』

そして『どんなに人を助けても、その人はその人で自分の幸せを1番に生きている』という事実。

まるで、半分くらいしかないコップの水を、必死で他人のコップに注ぎ込もうとしているような…

あげればあげるほど自分のお水が減ってしまっていた。

私は知らず知らずのうちに相手を助けることで自分の存在意義や価値を見出そうとしていたのかもしれません。

まずは自分自身が満たされ、心が安定しているからこそ、無理なく、そして純粋な気持ちで他者に寄り添い、真の力を貸すことができるはずなのに。

これからの「自分」の生き方

今回の出来事を通して、私は改めて「自分を満たして生きる」ことの重要性を痛感しました。

それは決して利己的に生きるということではありませんし、むしろ、大切な人だからこそ、その相手の事を必死に考えすぎて自分をすり減らすのではなく、「常に自分が満たされている」という状態を維持することが大切なんだということです。

なぜなら、自分が満たされているからこそ、余裕を持って純粋な気持ちで本当に誰かの力になることができるからです。

スーパーでの買い物、ふと立ち寄るカフェ、セルフケアの時間…日々の何気ない選択の中で、「私は今、自分を満たす選択をしているだろうか？」と問いかけてみてください。

誰かの目を気にして、誰かのために生きる前に、まずは「自分が一番心地良く幸せでいられる選択」をすること。

それが結局は誰かの心を優しく励まし、勇気づけることに繋がるのだと私は信じています。

さぁ、あなたは今日、誰のために、何を選びますか？

「救う」より先に、まずはあなた自身を「満たす」一歩を踏み出してみませんか？

因みに私はさっき、食べたかったアイスを食べ、ご機嫌でこれから筋トレをして寝ます。

どんなちいさな事でもいいんです。自分が好きなものを選び、小さな毎日を少しだけ豊かにしていきましょう♪

最後までお読みいただきありがとうございました。