身体全身で思考する

query_builder 2021/04/20
ブログ
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こんばんは!今日は「後屈」のクラスがありました。

後屈とは??解剖学的にご説明すると、後屈は身体の前側を伸ばしげる事です。身体の胴体部分には「背骨・脊柱」がありますが、主要な関節が三つあります。一つは首の頸椎、二つ目は胸の胸椎、三つめは腰の腰椎です。頸椎と腰椎は左右にも前後にもよく動くため、ケガをしやすい場所になります…では…胸椎は…動かしても動いているのかよくわからない場所になります。実際、肋骨に囲われていて、左右に振ってもいまいち胸の動きって感じにくいですよね。後屈では胸を開いていくことで上下に引き合うような感覚を持つととても良いです!

胸

ここまでは解剖学的なアプローチ、今日私がもう一つお伝えしたのは精神面でのアプローチでした。

タイトルにもある身体全身で思考するということ。思考とは広い意味で考えたり、感じたり、強く決心したりしていると思うのですが、人間は古くから身体全身で物を考えてきました。


・頭はですね物事を考えたり、整理したり、態度を表しているそうです。頭にくる、頭をかしげる、頭にを抱える、など。頭では良い悪いを判断したり、理屈を考える時によく使っていますね。


・胸は心情や態度を表しているそう。胸が熱くなると心がいっぱいになりますし、胸を広げると自信が沸いてきます。胸が詰まると心苦しくなり不安になります。このように、心が何かを感じる時は胸で感じていることが多いですね。


お腹・お腹??と思った方もいるかもしれません。お腹では決心したり納得しているんだと思います。腹をくくる、腹を割る、腹の内を見見せない、など…頭で考えるよりも更に深く考えたり、決心するとき、腹で決めていませんか??


頭・胸・お腹、人間は身体全身で思考したり感じたりしていますね。

今回は「後屈」特に胸にフォーカスしました。やっぱり様々な感情を味わうためには心はどっかりと大きく安定した状態構えていたいですよね。

普段私達の生活は胸が閉じていることが多いと思います。仕事や家事をしている時も下を向いていることが多いですし、子供を抱っこしている時もそうですね。胸が狭い状態だと心で感じる事も感じにくい状態を作っているのだと思います。嬉しいとか、楽しいとか、悲しいとか、嫌だという感情も…

今回は「後屈」のポーズを練習する中でしっかりと胸を開き、心がどっかり大きく広がるような変化を感じてもらえるようにレッスンしていきました。

ブリッジ

ピークポーズはウールドヴァダニュラーサナ(ブリッジ)でした。プロップス(道具)を使いながら、安全に身体を持ち上げる事が出来ましたね。筋力を使いそうなポーズですが、コツ(主要な部位の使い方)を掴めばひょいと持ち上がりますよ。

身体の前側を伸ばしていますが、心の方はどうでしょうか…

スペースができ、呼吸がしやすくなっているでしょうか。

ブリッジはやってやったぞ感もありますので、満足感、どっかり安定感も増していたら幸いです。

今日は小さなお子様もいらっしゃいましたので和気あいあい進めさせてもらいました。

胸の詰まりが取れ、広くなった心には、どんな感情もさぁどうぞと、余裕を持って受けることができますね。


毎日が心穏やかで静かでありますように…そう願って今日も私はヨガをします。

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