<毎日を楽にするヨガ哲学>腑に落ちた知足のお話/港区港南ヨガ教室

query_builder 2023/12/24
ブログ
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こんにちは♪エリナです。

ヨガに哲学があることをご存じですか?

私は先生になろうとヨガ資格のスクールに通い始めた頃、ヨガに哲学があるという事を知りとても驚いた事を今でもよく覚えています。

美容目的やファッション性から好きになったこと、黙々とやる雰囲気が好きだったのですが、やはり終わった後なぜだかスッキリする、そのスッキリ感と達成感が快感だった…でもその根源には哲学があったのか!!と。


ヨガは4500年前のインドで生まれたと言われています。インダス文明の頃です。洞窟の壁画に瞑想している人々の姿が描かれていたそうです。そう、ヨガは元々瞑想することであり、意識を「今、ここ」に置き、心の波を鎮める事です。

そんな大昔から、人は心が揺れ、意識や感覚はあちらこちらへ向く事を納めようとしていたんですね。なんだか感慨深いです。


さてヨガ哲学は「幸せに生きるための知恵」として、長い間語り継がれてきました。

たくさんある教えの中から「サント―シャ」についてお話します。日本語では「知足・ちそく」と言います。

あっちなみにこのカタカナワードは…サンスクリット語と言ってインドの古い言葉になります。ヨガという言葉もサンスクリットだし、ポーズの名前サンスクリット語なんです。なので、何言ってるんだかよくわからない謎の言葉になるんですね笑

(よく言われます)

私はこの「サント―シャ」という言葉を「無い物に目を向けるのではなく、今あるものに感謝をするといい。私達は必要なものしか持ち得ていない」みたいな意味で習いました。


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なるほど。ないものねだりは止めて今に感謝しようという意味。確かに。それ出来たらすごく素敵。でも。しかし。

当時の私は子供がまだ小さく、会社員をしていて仕事と子育ての狭間でバッタバタでした。そしてワンオペ…朝起きた時から夜寝るまで、なんなら夜中も子供が具合が悪ければ病院に連れて行ったり、全部を1人でやっていました。自由がなく、1人の時間がなく、平日も働き、土日も子守り(当時はリアルにそう思っていました)。。こんな状態で「今に感謝する??え…無理…」と本気でそう思ったものです。怒りが渦巻いて、手伝っているお父さんを見ては羨ましくて、自分はいつも1人で…発散できない怒りがマグマのように煮えていて、そんな自分が大嫌いでした。

怒りというエネルギーはとても強く、疲れ、消耗します。



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しかも学校では「ヨガ哲学を自身の体験を混ぜながら生徒さんの前で話せるようになるといいですね」なんて学ぶのですが、今ある感謝も沸いて来ないほど、怒りが渦巻いて、人が羨ましく、それを変える力もない私には、「私が言ったところで真実味がない言葉だろうな…」なんて思っていました。


そんな私がヨガに引き寄せられ、学び、練習を続け、レッスンを開催し、4年近く経ちました。一度も辞めることはなかったし、元来ネガティブな私もどうにかそれを打破したくて必死に自分と向き合って来ました。変えたい。この環境。自分。


やはり今に目が向かず、こうなりたい自分やありたい未来に向かって行動を起こす事で必死でした。


ここ一年くらいです。何がどうきっかけで変わり始めたのか、私にも分からないのですが、ようやく、地に着いた自分の足元を見る事が出来るようになってきました。


マインドフルネスでよく聞く「今、ここ」です。


改めてここで、ヨガスートラ(ヨガ哲学の書籍)に書かれている

サント―シャの部分を抜粋してみます。


SAMTOSHAD ANUTTAMAH SUKHA LABHAH.

知足(サントーシャ)によって、無上の喜びが得られる。


説明文:知足(足るを知ること)の結果として、人は無上の喜びを得る。

ここでわれわれは、知足と満足との違いを理解しておかねばならない。知足とは、幸福を求めて外界に赴くことなく、ただあるがままであることである。もしも何かが来るなら来るがままにさせる、来なければ来ないでそれも良し。一 知足とは、好し悪しのないことである。



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あれ。なんだか習った内容と少し違うような。今に感謝をしなさいとも言ってないし、いいも悪いもない。ただあるがままが無上の喜び?


満足の意味を調べました。満足とは希望、願いが満ちたり(叶う)不平不満のないこと。うんうん、これってすごくわかる。


知足は幸せを外に求めるのではなく、ただあるがままを感じる。好みの感情も嫌な感情も、それをそのままに受け取ることが喜びである。みたいな意味ですね。


この文章が改めて今の自分が読んでみたときに、妙に腑に落ちたんですね。あ、なんかわかるなぁと。


私は特に嫌な感情を抱えては、取り扱えず、ぐるぐる自分の中で渦巻いて生きてきました。負の感情との向き合い方が苦手でした。でも最近は、どんな感情も、自分の中から生まれたもの。エネルギーだから、どちらもOK、イライラしてても、怒ってても、大丈夫、それも私。と承認できるようになりました。本を読んだり、youtubeで勉強したり、変えようとした結果、変えなくていいんだ、という結論に辿り着きました。



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不思議なんですが、自分で自分を承認出来るようになると、ものすっごく肩が軽くなります。荷が降ります。こうじゃなきゃだめ、ネガティヴになったらダメ、イライラしたらダメ、そんな事すら愛おしい自分じゃないかと。

手帳のワークを始めた事も大きいかもしれません。


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感じるって大事なんだな。

考える、じゃないんだな。感じるなんだな。


もひとつ補足で知足について。

禅の世界の知足について。京都の龍安寺の茶室の入り口にある、つくばい(石の手洗い器)にこんな言葉が書かれています。


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吾唯足知(われ、ただ、たるをしる)

私は自分が足りている事を知っているという意味だそう。これも不足はない、今のままで良い、という意味ですが、ヨガスートラのサントーシャと合わせると


吾は唯一の存在であり、それだけで良いことを知っている、という意味に私は捉えました。


何もしなくても十分だから努力も何も必要なし!という意味ではありません。ただどんな感情もあるがままに感じることが既に個性で、自分で、他の誰にも出来ることのない事だと思うとそれってすごいことだな、と思えるようになりました。


怒りや苛立ちを抱えながら、それを隠してなんとかやり過ごしてた頃を思うと随分楽な今日この頃です。


サントーシャ(知足)は無いものではなく今あるものに感謝の目を向ける、のではなく、


感じることに好し悪しはなく、どんなものが湧いてきてもそれをあるがままに感じる、そうすると自分が自分である事に喜びを感じるようになる。という意味に捉えて伝えていきたいです。


今、現に自分がその実践を通して、腑に落ち、消化し、以前よりちょっと気楽に、毎日を送れているからです。



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今日感じた事。このお手紙を貰った時、胸の奥がぎゅうっと締め付けられ、目頭が熱くなったこと。この感覚を何度も感じたことがあるけれど、それはいつでも私を勇気つけてくれるものです。



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クリスマスチキンが美味しかったこと。美味しいことはいつだって幸せ。



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この二日間、しっかり娘と遊んだ。いつも連れて行くのは私で、疲れもするのだけど、行った先の瞬間瞬間は楽しいことが溢れている。


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冬のお台場の花火。偶然見れて美しくて胸を打たれました。


この思いのどこにも他人の感情はない、私しか知り得ない特別な感情。


自信とは自分を信じること。

自分自身をしっかりと生きること。

2023年も残りあと少し。余すことなく自分をしっかり感じて行こうと思うのでした。



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